ジュニアスクールの合宿を重ねるたびに思う事。
本当の能力を作るのは3歳から。小学校に入ってからでは遅い!
ジュニアスクールの合宿では3歳から12歳までの子供達が参加しております。
合宿の初日と最終日では子供達の顔つきが激変します。
魂はどこにあるの?と思うような覇気のない顔つきから目に力が宿り、生き生きとした子供らしい顔つきに変わります。そして年齢の小さいお子さんほど大きく変わります。
今までお母さんの手に委ねていたことを自分でやろうとし始めます。
手を貸そうとすると「自分でする!」と言い始めたりします。
お母様は3歳という年齢で1週間もお子さんを預けるのは不安でたまらないでしょう。
どうしてるかな?泣いてないかな?とひと時たりともお子さんの事が頭を離れないでしょうね。
ところが、子供達は意外とケロッとしたもの。
最初はお母さんと離れたくなくて大泣きしていた子供達もお母さんの姿が見えなくなった途端、お兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に遊び始めます。子供社会の中で育まれます。
3歳になったら今までお母さんに全てをゆだねていた場所から飛びたてます。
ウインドで、怖くてぎゃん泣きしても練習を重ねていくうちに怖さから逃げなくなり、立ち向かい始めます。そして進歩します。
今の教育では強制は駄目、子供の目線に合わせて子供の意見を聞かなくてはと言います。
このような環境で育ったお子さんは常に不安。精神が安定していません。
日本における教育は前述したような教育が推奨されておりますから、逃げよう、逃げようとします。
子どもの力を引き出すには逃げずに乗り越えさせることが必要です。
子どもはまだ自分で乗り越える力はないのですから、そこに強制的に!ということが必要になってきます。
ジュニアスクールの合宿に行きたくなくて泣きながら来る子供も回を重ねて「進歩」が実感できるようになると次回の合宿を楽しみにするようになるようです。
「お母さん、次の合宿はいつ?」「早く行こうよ!」と子供が言ってます。とお母さんに教えて頂くことも。
3歳からの教育のキーワードは「進歩の能力」。
戸塚ヨットスクールを支援する会 粟谷
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