普段は中学生以上の生徒をみているのですが、今回小学生以下の子供たちとテントを張ったり洗い物をしたりと、変わった経験をしました。
子供は子供同士で遊んでいる時が一番楽しそうです。
大人が介入するのは一気にテンションが下がるようです。
そして子供にとっては、まさに遊ぶのが仕事です。
子供に手伝わせる作業はどうしても限定されますので、子供には空き時間ができます。
そのわずかな間に突っ走っていって遊んでいるのです。
おかげでテント張り作業の段階が進むたびに子供を集める必要がありました。
子供に手伝わせる
↓
子供にできない作業
↓
「おーい、来いよー」
↓
子供に手伝わせる…
このルーチンが続きます。
面白かったから、そしてそれが普通のことだと思ったので、作業の合間に遊ぶことに関しては特に注意しませんでした。
指示した作業を放棄して遊んだら注意しますが、そういうことはなかったです。
幼児部合宿担当コーチS
2015年2月28日土曜日
2015年2月25日水曜日
第27回戸塚ジュニアヨットスクール 沖縄合宿
幼児・児童を対象にしている「戸塚ジュニアヨットスクール」ですが、1月31日から2月7日までの8日間、沖縄県名護市の屋我地島キャンプサイトで実施し、無事に終了しました。
昨今、「子供に自然体験をさせたい。」と希望する親は多いです。文部科学省も厚生労働省も、昨今の子供達は間接体験や疑似体験が多いため、自然体験(直接体験)の必要性を感じております。自然体験を通して、豊かな人間性や自ら考える力を付けることを目的としているようですが、その方法は分かっていないように感じます。
戸塚ジュニアヨットスクールにおける沖縄キャンプ生活では、まさにその自然体験です。そして、参加生徒は着実に目的に向かって進歩することになります。何もない場所にテントを張って生活をするため、現代に生きる我々にとっては不自由な生活を送ることになります。雨が降ると浸水したテントで過ごすことになり、北からの強風が吹くと寒さで震え、お湯の出る蛇口はないため水で身体を洗い流すことになり、普段の生活に感謝することになります。また、子供達の遊びも変わります。テレビやゲームからの室内遊びではなく、岩登りといった冒険的活動という身体を使った原始的―本能的―な、子供らしい遊びをすることになるのです。
数回に渡り、「第27回戸塚ジュニアヨットスクール」のレポを掲載致します。
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